「ささくれちゃん、オレ柔道整復師を目指すよ」
そんな事を言っていたのは
彼がまだスーツを着た証券マンだった頃。
あれから10年以上経ち
脱サラし 学校へ通い直し
猛勉強の末 資格を取り
スーパー銭湯でもオニギリを持ち込み資金を貯め、
そして明日 カンカンは開業する
『少しでも 信用性が上がるように』と願った
肩書きを盛った 花束も無事到着した。
10年以上も信念がブレずに
たどり着いたカンカンもスゴいが
時にはケツを蹴飛ばしながら
彼の未知の可能性に賭けて
家庭を守り 共に腹をくくった
妻・ユミちゃんも
泣けるほど すばらしい
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